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After Gooskanpi グースカンピのあとで

ぐーすかとたっぷりと眠り…目覚めるまでのまどろみの中では
実にいろいろな生き物たちと出会うことがあります。
本当のことのような、それでいて絶対にあり得ないことのような、
自分の意識の中に生まれるシーンのはずなのに自分では全くコントロールすることのできない
不思議な空間が少し朦朧(もうろう)とした時間の中に現れる、あの世界です。

今日が始まるちょっと前にその不思議な空間には、もうすぐはじまるはずの「今日の出逢い」・・・
きっとなにか素敵な事に出会うはずという気分が支配する
ちょっと浮かれた世界での出来事を祝福しに集まってきた、
そんなハッピー好きな生きものたちの存在をイメージしました。
彼ら一体一体にはそれぞれのストーリーが存在します。

石粉粘土を用いて真っ白でマットな風合いを大切に仕上げ、
触れたくなるような、抱きかかえたくなるような存在感をイメージしています。
それぞれがその場所に足跡を残して存在しているような一体一体になるよう、
自立するものは台座にマグネットを埋め込み、台座部分にはその生き物の足跡を見ることができます。

2013.9.4〜9.29まで軽井沢ニューアートミュージアムにて展示。

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〜After Gooskanpi〜 Goonie

Goonie は臆病で引っ込み思案。
とっても怖がりで、新しい事が大の苦手。
不安になると
たちまち毛のようなものがボワっと
激しく逆立ってしまいます。

でもそんなときは
お料理上手な mama の手作りスープ。
ひとくち飲むと
たちまち幸せなイメージに包まれ気持ちは安心。
毛のようなものは するり と消えて
体は つるっと なるのでした。

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Vivi-:D Girls

きのこのような魅惑のプロポーション。
ビビッドなカラーを着こなす三人組。
Chathy、Rinda、Peau は
数々のコレクションに出演してきた人気モデル。

不動の人気を誇るセンター Cathy(キャシー)
育ちの良い清楚な Rinda(リンダ)
まだあどけない Peau(ポー)

三人はどんなファッションも
体の一部のように着こなしてしまいます。

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Kyoshuku-Neko

とっても大切に飼われているいる小さな飼われ猫。
律儀でとことん腰の低い、恐縮ネコ。

ようこそお越し頂き、恐縮です …

なにとぞお見知りおきのほど…

どうかよろしくおねがいいたします…

いやはや、それはたいそうご苦労様でした ….

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Stumpy&Hoppin’ Leaf

はるか北のとある美しい湖畔で
白樺たちが暮らしておりました。

Little Stumpy は旅する白樺の切り株。
軽井沢の白樺林を目指して
てくてく歩いてきました。
途中でひと息ついたり居眠りしたり。
気ままな旅です。

白樺のはっぱたちも
踊りながらついてきてしまいました。

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punpuk

Punpukさん はズズーっとなんでも吸い込む赤ちゃんです。
右足と左足は実はそれぞれ意思をもっています。
仲良しの右足と左足とカラダがくっつくと
みんなが仲良く連携し、ててくてく歩き出します。

Punpuk さんの中身は空洞です。
その内側には、今まで吸い込んできたいろんなものが
映し出されていて大変美しい様子。

吸い込んだものを思いっきり吐き出しながら、
いろいろな姿に見た目を変えながら
成長してしまいます。

こんなふうにコロコロぷくぷく変わることを
楽しんで暮らしているのです。

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王様と側近

ちょっと惹かれあう二人の
微妙な駆け引きが発生したとか。

胸板の厚い小さな王様は無類の靴下好き。
世界中から集めた靴下は
自慢のコレクション。
もちろん履きこなしのセンスも抜群です。

一方の側近にとってそんな王様は憧れの的。
王様が醸し出すオーラがたまりません。
ついつい王様の大切な靴下を勝手に拝借。

そっと立ち去ろうとする側近。
それを見つけてしまった
小さいけど心大きく優しい王様。
大きな心にいろんな気持ちがわき上がる
小さな王様。

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クラスキン アシラウ菌/クドク菌

ひとには人の
菌には菌の社会があるに違いありません。

ちょっと気取って口説くのは
クドク菌。
でも本当はそわそわドキドキ
どんどん分裂してしまいそう。

アシラウ菌といえば
そんなことは、ちっともおかまいなし。

なかなか一筋縄にはいかない菌関係。
でも充実した菌LIFE。

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swinging tree “Mugumuhi”

そう、その昔
足は大地に埋まっていました。

もともと” Mugumuhi”は
同じ地平線に朝日が上り夕日が落ちる
広大なサバンナにひとりで生えてる大木。

旅人の目印、動物たちの休憩場所。
いつだってみずみずしくしげっていたので
お祈りされたり祭りの踊りに囲まれたり。
長い年月それをそっと見守るうちに
葉っぱとはちょっと違う、夢が芽生えてきました。

そして
地鳴りと共に、とうとう動き出します。
踊ってみたい、スイングしたい大きな木。
・・・楽しみ楽しみ。

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O-DECO Mother Moo/Deco boy

ふっくらしたころには
たいがい特別なものが詰まってます。

この親子ならオデコの中。
Mother Moo は息子の旅立ちの日に
「大丈夫。」と言います。
それは月がとても奇麗に輝く晩のこと。
息子のDeco boyは
「大丈夫。」と言います。

「大丈夫」の意味や想いはそれぞれ違うのに
向き合うふっくらオデコなら
ちゃんとたがいに通じあいます。

きれいな夜空を見上げると
ちゃんと何かに見守られている。
そんな感じがするのです。

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ニャーゴとその背中と保安官
つまみぐいねこのニャーゴ/せなかのノーム

~つまみぐい猫ニャーゴ逃走中~

美味しいものがあるところには神出鬼没の
お騒がせ猫・ニャーゴ。
騒ぎを聞きつけたねずみの保安官。
体を張った任務(本人はそのつもり)で
ニャーゴの捕獲に乗り出すものの
いつもあと一息で取り逃してしまいます。

あまりに捕まらないので、
ちまたではニャーゴの形跡のある所には
美味しいものがあるらしい?との噂が立ちます。

自分勝手でお騒がせなニャーゴの背中には
どうやら別の顔があるらしく….

せなかのノームはいつも
そんなニャーゴの様子を見守っています。

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stones

海や川を歩いているとき
ふと呼び止められることがあります。

美しい石たち。
そっと手のひらで包むと
自然が作り出すあたたかな存在感。

そしてやがて
ひょこひょこ、ごそごそと動き出します。
体のまんなかにしっかりとした”核”のある
小さいけど強いいきものたち。
パァ!
っと自分らしさを主張したりしています。

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Face Fun Face
Ear-Yea/Drop Lip

Drop Lip は
顔からぽんと飛び出してきたような
ちょっととぼけた唇の精。
いろんなことが心にあふれてくるけど
言葉にしてみようと思うけど
なかなか言い出せなくて口ごもっちゃうし
目はしょぼくれちゃうし。

Ear-yeaは明るく気のいい耳の精。
聞こえてくる話は
なんでも良い話に聞こえちゃう。
だからいつだってハイハーイってすぐにOK。
あーぁ。。。

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Chatty Mushrooms
Dore-Dore/Nani-Nani/Hou-Hou

野次馬きのこの3人組。

何か面白そうな話題のところに、ひょこっと現れます。

ドレドレ?ナニナニ?ホゥホゥ。。と、
すぐに話題に飛びつくのです。

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